味噌煮込みうどん

味噌煮込みうどんと言えば、言わずと知られた名古屋名物だぎゃぁ。
が、しかし、そもそも味噌煮込みうどんというのは味噌味のスープで煮込んだ鍋焼きうどんの事。
必ずしもベースとなるスープは八丁味噌風味でなければならないとか、きしめん使用でなければならないというものではありません。
それどころか、元々味噌煮込みうどんは武田信玄が地元山梨名物のほうとうを味噌仕立てで味わったのが起源とされる富士の裾野の郷土料理だったそうですよ。
それがいつしか名古屋でも地元名物の八丁味噌ときしめんを使って作られるようになったんですねぇ。

味噌煮込みうどんは読んで字のごとく、味噌味のスープでうどんを煮込んだもので、まあ二祖ラーメンに変わるものと考えていいでしょう。
因みに、私は札幌名物の味噌ラーメンの方がどちらかと言えばすきなんだけど、さてさて皆さんはいかがでしょうか。
ただ、当然の事ながら、日本ではラーメンよりうどんの方が古くからありますから、味噌ラーメンが味噌煮込みうどんを真似て誕生したものと考えていいでしょうね。
味噌煮込みうどんはそんな独特の麺文化を持つ名古屋や山梨では発展するべくして発展したのかも知れません。
味噌煮込みうどんだけじゃなく、味噌カツというのも名物料理になっていますよね。
確かに、名古屋圏では皆さん八丁味噌大々好き人が圧倒的多数ですから、赤いスープのうどんは当たり前。
ご当地が生んだ真っ赤な八丁味噌ときしめんのコラボで、正しく名古屋飯の代表格です。
ですから、その場合は、合わせ味噌で煮込みうどんを作るのも多いにありなんです。
実際、日本中には知る人ぞ知るご当地味噌煮込みうどんというのが沢山存在します。
私なんかは、白味噌仕立ての煮込みうどんもコクがあって好きですね。
という事で、皆さんも関連のブログやサイトを参考に、いろいろな風味や具材の味噌煮込みうどんを楽しまれてみてはいかがでしょうか