省エネ照明のシステム事情

まあ早い話、直流よりも交流の方が電力消費が少なくて済むという事ですね。
しかし、そうした省エネ照明を実現するためには様々なシステムが必要になる訳で、事と次第によっては多額の導入コストを要する事にもなりかねません。
例えば、人の気配を察知して自動的に灯りを付けたり消したりする照明、確かにとても便利で無駄がないですよね。
でも、そうした省エネ照明を作動させるためには、センサーなどを別途設置する必要性が出て来ます。
即ち、ただほど高いものはないなどとよく言われますが、そこまでとは行かなくても、自動というのは、案外経費の掛かるものでしょう。
そんなこんなを考えると、自力でこまめに電気をON・OFFするのも立派な省エネ照明になるのではないかと思うのは私だけでしょうか。
以前、省エネ照明で行きたいなら、LED電球にして、長時間付けっぱなしにしておくのがいいんですよと説明して下さった家電量販店の店員さんもいらっしゃいました。
と、こんな論理が成り立つのかどうかは分かりませんが、とにかくこまめに電気を点けたり消したりしないだけで本当に省エネ照明が実践出来るのでしょうか。
その答えを得るためには、小学校の頃にやった豆電球の実験を思い出す必要があります。
ただね、ちょこっと調べたところによると、やはり必要に応じて電気を点けたり消したりするのは、大切な省エネ照明対策のようです。
何しろ、要らない照明は使わないようにするのがそれ以上ない省エネ照明対策な訳ですから、もっともと言えばもっともの理屈でしょう。
ではでは、なぜ直流よりも交流の方が省エネ照明になるのでしょうか。
つまり、本当の省エネ照明のシステムは、やはり私たちの使い方そのものなのではないでしょうか。省エネ照明とは、ズバリ少ないエネルギーで効率良くその空間を照らす照明です。
これは例えLED電球を使っていても、蛍光灯であっても、白熱電球であっても、同じ事だと思いますよ。
勿論、電気を点ける際にまとまったエネルギーを要するのは紛れもない事実ですから、スイッチを面白半分にパチパチさせて遊ぶのは当然のごとくNGですよ。
とは言われてもねぇ、よもやこれが将来省エネ照明を考える上で重要になる実験だなどと思っていた人は少ない事でしょう。
もしそういう方は、省エネ照明に関するブログやサイトを読んでみられるといいでしょう。
インバータについて詳しく書いてある記事もありますし、最新の省エネシステムの導入事例なども多数掲載されています。