LED電球と蛍光灯の違い


LED電球と従来の蛍光灯や白熱電球との違いはいろいろありますが、取り敢えず構造的に大きく異なるという事は分っていただけたかと思います。
と言うか、環境問題からも、寿命が長く消費電力の低いLED電球を生活照明の主流にしたいというもくろみは必ずあるはずです。
やっぱり円形や棒状の蛍光灯を使った照明というのは、電球照明とは比べものにならないほど明るいですし、それをどこまでLED電球で賄えるか。
でもって、蛍光灯もガラス管に入れた金属の放電現象によって光を放つ仕組みで、どちらかと言うと、原理そのものは白熱電球よりです。
おまけに紫外線を出しませんから、小さなお子さんのいらっしゃる家庭などは、特にLED電球は安心安全でいいかも知れませんね。LED電球と白熱電球の違いは何となく分かるんだけど、蛍光灯の違いというのがよく分からないのよねぇっと、昨日もママ友がため息をついていました。
ではでは、今度はLED電球が本当に従来の蛍光灯の代わりになるのかという事が問題ですよね。
基本的に白熱電球からLED電球に交換して、従来通りの眩しい生活を送る事は十二分に可能でしょう。
取り敢えず、まずは目には目を、電球には電球をといった感じで、電球照明の部分から取り替えを検討した方がいいかも知れませんね。
恐らく彼女の場合は、LED電球と蛍光灯や白熱電球との違いがどうのこうのという以前に、蛍光灯や白熱電球の仕組みというのがよく分かっていないのではないでしょうか。
事実、白熱電球よりも2倍から4倍の寿命と、4分の1以上の消費電力削減を誇る蛍光灯を上回る長寿命と低電力を誇るのがLEDこと発光ダイオード
まず白熱電球というのは、フィラメントと呼ばれる熱線を熱して発熱し、光にして利用する照明で、電球自体が光を放っている訳ではありません。

LED電球は暗いから嫌だなどとおっしゃる方もまだまだ多いようですが、最近では、白熱電球に負けない位の明るさを誇るものも多数市販されています。
そういう面では、実際問題まだ今のところ、全ての蛍光灯をLED電球で賄うというのは難しいでしょう。
電球の部分はあくまでも光の受け皿にすぎないのが白熱電球なのですが、一方のLED電球はと言いますと、電球そのものが光を発します。
まあ、家庭内でエアコンの次に電力を消費するのが照明だとも言われていますから、ここは個人的にも大いに注目したいところですね。
なので、蛍光灯や白熱電球は、表面のガラスが非常に熱くなりますが、熱発電を利用しないLED電球の場合は、全く熱を持ちません