グアムの巨大フードコート

フードコートと言えば、だだっ広い空間の周囲を複数の飲食店が囲うように並び、その真ん中に共有のダイニングが広がっているフードコート。
運悪く雨に降られても、ブログやサイトでしっかりと情報収集さえしていれば、がっかりする必要なんて全くありません。
私はフードコートという言葉を聞くと、真っ先にこんな光景を思い浮かべます。
私は特に、おかずの選べるチャイニーズのお店が好みなんですよね。
そのため、大抵どこでどんな料理を注文してもトレーに載せられます。
まあ、見た目は定職と行った感じですが、これは席まで料理を運ぶために必要不可欠な事で、まさしくフードコートならではのスタイルですね。
昔は、ハンバーガー屋さんだけだったのに、今はラーメンでもうどんでもトレーに載って来るのね。
何年か前に、近所のショッピングモールのフードコートに行った時、おばあちゃんがこう言って笑っていました。
そう言えば、おばあちゃんが若い頃って、日本にはファーストフード自体殆どなかった訳で、セルフサービスの飲食店そのものが珍しかったんでしょうね。
でも、今ではフードコートへ行けば世界中の美味しいものが味わえる時代です。
フードコートの本場ですらも比較的新しいスタイルなのにはちょっとビックリ。
でも、欧米にはもともとビュッフェという飲食スタイルが普及していたじゃないですか。
日本でも人気を博すのには、それなりの理由はちゃんとあるんですよね。
それに、作り置きされた料理が並ぶビュッフェとは違って、出来たて熱々の料理が食べられるのもフードコートの嬉しいところ。

フードコートはもともとアメリカの空港やショッピングモールで発展したものですが、アメリカでフードコートが定着したのは1980年代の事なんですね。
嘗てグアムの巨大マーケットで見た国際感覚豊かなフードコートが、今では日本各地で体験出来るようになりました。
世界中の言葉が飛び交っているとてもインターナショナルなフードコートです。
例えばグアム最大級のショッピングモール、マイクロネシア・モールの2階では、ハンバーガーやチキンだけでなく、お寿司やビビンバも食べられます。
フィリピンや中国系の人も大勢訪れるフードコートなので、当たり前のように、そうした国々の料理を提供するお店も入っています。
常時20店舗ほどが営業していて、600席ほどあるダイニングはいつも満員。
また、配膳も片付けもセルフサービスで行うのがフードコートの鉄則です。
島内にある何カ所かのショッピングモールとフードコートを巡るだけでも十分グアム旅行を楽しめると思いますよ。
グアムと言えば、美しい海、フードコートなんかよりも、マリンスポーツを満喫したいところかも知れませんが、そこは楽しみ方いろいろ。