味噌の作り方

まるでお漬け物を作る時のような作り方を想像される方も少なくありません。
ただ、野菜と違って大豆は、畑から穫って来て、いきなり麹と一緒に漬け込めばいいなんていう容易な作り方ではNG。
まあ確かに、一口で言えばそうですよ、大豆を麹と一緒に漬け込み、発酵させるのは味噌作りの基本中の基本です。

味噌の作り方を簡単に説明しようとすれば、水でふやかした大豆を鍋で煮込み、それをつぶしたところに麹と塩を混ぜ込みます。
実際、味噌の作り方はまるまる2日間掛けて確立されるものだと言われていますからね。
すいません、ちょっと下品な表現を遣ってしまいましたが、その位その作り方は結構大変なんだという事をまず知っていただきたいのです。
後はじっくり熟成させ、発酵させるだけですから、作り方そのものは比較的容易だと言っても過言ではないでしょう。
そう、みそ汁までを含め、正真正銘のおふくろの味だったんですよね。
ただ、実際には味噌の作り方は非常に手間の掛かるもので、今でもまるまる2日間掛けて仕込みが行なわれています。
何故なら、まず作り方の第一段階に当たる大豆を水にふやかす作業、それにほぼ1日要するからです。
そして、今度はその大豆を鍋で煮込むという味噌作り第2段階に入る訳ですが、ここでもまた半日程度掛かります。
それにつぶして麹と塩を加え、よ〜く混ぜ合わせて貯蔵するところまでをトータルすると、約2日間に渡る作業となるんですね。
ですから、味噌の作り方は難しいというより、とにかく手間暇掛かると思ってもらっておいた方が無難でしょう。
あっ、そうそう、味噌の作り方のコツで忘れてならないのが仕込みの時期です。
また、それなりの道具と人手を揃える事もポイントの一つで、昔は家族総出の作業だったとも言われていますね。
実際、今でもあくまでも手作りの味噌の作り方に拘る老舗業者は、お正月明けに仕込み、寒い間に発酵させています。

味噌の作り方と材料の割合は、必ず事前にしっかりと調べておく事が大切です。