浄化槽とは

浄化槽とは、水洗式トイレと連結して、し尿や生活排水を一番最後の下水道に流すための設備です。
浄化槽は、衛生的で安全な暮らしをするためには欠かせませんし、きれいな環境を守るためには、とても重要な設備なのです。
ですから浄化槽は、いわば汚れた水をきれいにする第一段階ともいえるでしょう。
浄化槽があるからこそ、生活の中で汚れていった水が、きれいな水となって、戻ってこられるようになっているのです。
ですから「汚い」のひとことで片付けられませんし、現に誰しもみんな浄化槽のお世話になっているのです。
浄化槽である程度、きれいになってから、汚れていた水は下水道へと運ばれて、汚水処理場で、またきれいな水にしてもらいます。
単独処理方式はトイレの汚水やし尿だけを浄化槽で処理する方式で、合併処理方式はトイレからの汚れた水やし尿と生活排水を一緒に浄化槽で処理してしまう方式です。
そのために浄化槽は、生活の安全や衛生を守るためにとても重要なものなのです。
生活環境を清潔に保ち、不潔さから起こる病気などを防ぐためには、浄化槽は不可欠なのです。
浄化槽では、さまざまな菌がバイ菌や汚物を分解するために活躍していて、汚れきった水を少しでもきれいにするために働いています。
生きている限りはトイレに行ったり、汚れた食器を洗ったり、洗濯をしますから、この浄化槽にお世話にならなければなりません。
浄化槽がなければ、汚れきった水はそのままの状態で溜まってしまうし、し尿なども汚いまま溜まっていくという恐ろしい事態になります。
浄化槽がなければ、人間の生活は不潔になり、不潔な環境から病気が発生したりしてしまうことでしょう。
そういった不潔さが原因で起こる病気や環境汚染を防ぐために、浄化槽が取り付けられているのです