低カロリーで栄養満点のタジン鍋

タジン鍋の魅力は、一度に沢山の栄養、特に野菜が取れる事と言えるでしょう。
別にタジン鍋に限らず、鍋料理というのはそういうものだろうとは思います。
お肉やお魚と同じ位野菜が食べられるのが鍋料理というものと言われれば、それは正しくその通りでしょう。
けれど、タジン鍋無水料理と言われるジャンルの料理で、基本的に素材の持つ水分でのみ加熱します。
加えて、油を使わないところから、タジン鍋は低カロリーなのも嬉しいと、今若い女性陣を中心に、密かな人気を呼んでいるんですね。
ただ、タジン鍋は、これまで日本人には余りなじみのなかったアフリカ料理という事で、より一層注目の的となっているのではないかと私は思います。
その本場は、草原地帯の多いモロッコアルジェリア、あるいはチュニジア辺り。
つまり典型的蒸し料理であるため、野菜の中のビタミンなどが逃げにくいのです。
ですから、本来タジン鍋は羊や山羊の肉を使うものなのだそうですよ。
ただ、地域によって、若干タジン鍋用の鍋の形は違うようですね。
美容と健康を特に考えたい今年のような猛暑の夏は、タジン鍋でヘルシーに乗り切ってみられてはいかがでしょうか。
とは言っても、鶏肉で作るタジン鍋は十分オツなもので、鶏肉なら低カロリーだし、私は中々お勧めだとは思いますね。
さらに、最近の定番となっている電子レンジクッキングで作れば、尚のこと結構、結構。
元々タジン鍋無水料理だと言われているのですが、実際には多少の水は入れます。
まあ羊肉はラムやマトンと呼ばれ、日本でもジンギスカン鍋としてよく食べられています。
その点、電子レンジで作るタジン鍋は、そういうポイントを細かく押さえる必要性がなく、無水料理としての調理も可能になります。
しかし、残念ながら本州ではそれほど羊肉を食べる習慣や機会はなく、山羊肉ともなると、尚更の事です。
また、タジンポットと呼ばれるあの独特の形の鍋も、タジン鍋若い女性の心を擽る要因の一つでしょう。

タジン鍋は低カロリーで栄養満点、しかもレンジで簡単に作れる一品です。

タジン鍋は先ほども書いたように、アフリカ、それも北アフリカの草原地帯発祥の郷土料理です