理科の受験勉強


受験勉強で大切なのは、まずは全教科苦手なところを作らず満遍なく高得点をたたき出す実力を身につける事です。
さて、突然ですが好きな科目は何でしょうか。
殆どの場合で全ての科目が等しく得意か不得意なんて事は無く、若干の優劣が付いており受験勉強に優先順位を付けてくれるでしょう。
では、理科や社会はどうなるでしょうか。

受験勉強というと、真っ先に数学や英語、国語といった主要5教科の中でも中心となる3教科に目がいくかもしれません。
確かにこれらの科目は受験で必ずといっていい程必要な科目であり、受験勉強としても避けて通る事は出来ません。
受験勉強に当てられる時間が多分にあるのなら、苦手科目を徹底的に克服しましょう。
ここからは主に大学受験以下に絞ってみたいのですが、社会や理科は何となく受験勉強の優先順位も下位に位置されていませんか。
理科が好きな科目であれば問題はないのですが、悲しい事に理科が好きと答える割合は低くこうした点も受験勉強の際に現れてくるのかもしれません。
暗記で済ませられる社会とは異なり、理科の場合は受験勉強を暗記だけに頼ると量が膨大すぎてカバーし切れません。
高校受験や国公立大学を目指した場合、またセンター試験に臨む際にはこの受験勉強の認識は間違ってはいません。受験勉強というと、満遍なく全ての教科を勉強するイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、現実はそう甘くないでしょう。
いっその事苦手科目を諦めてその他でカバーするという方法もありますが、受験勉強を開始した時点から考える策ではありません。
更に言えば、受験のレベルが上がるにつれてこの方法は通用しなくなります。
限りある受験勉強の時間をどう分配するのか、という所から受験は既に始まっているのです。