フリーセキュリティソフトとは

そのことで、フリーセキュリティソフトは、ユーザーの有料版を使ってみたいという気持ちを高める作用があるのです。
そして、フリーセキュリティソフトを使ってくれている人に対して広告を配信し、その広告収入から収益を得ることができるからです。
ただ、フリーセキュリティソフトの場合、サポートや保証が受けられないものが多いという難点があります。
また、有料版ソフトの宣伝のためにフリーセキュリティソフトを提供している、という意味合いもあります。
そうしたことを考えると、フリーセキュリティソフトは、一般的には初心者向きではないと言えるかもしれません。
その証拠に、フリーセキュリティソフトは、有料版と比較して、機能が大きく制限されています。
いわゆるビジネスモデルとして、フリーセキュリティソフトを提供しているわけで、ソフト自体の売上ではなく、広告収入で収益を得ることを目標にしているのです。
簡単に言うと、フリーセキュリティソフトは、パソコンのセキュリティに最低限必要な機能しかついていないものが大半なのです。
それでも、ウイルス対策だけできればいいという人にとっては、フリーセキュリティソフトはとても役に立つものです。フリーセキュリティソフトというのは、いわゆる無料のセキュリティソフトのことを指し、有名なものにはノートンウイルスバスターなどがあり、もちろん有料もあります。
なぜ、フリーセキュリティソフトがあるのかというと、それは、セキュリティソフト自体を無料にすることで、多くの人に使ってもらえるメリットがあるからです。

フリーセキュリティソフトと違い有料のソフトの場合、セキュリティソフトを原因とする問題が発生したときは何らかの対応をとってくれます。
残念ながら、フリーセキュリティソフトは、ウイルス対策ソフトなどに関しては、サポートが無いものがほとんどです。
つまり、フリーセキュリティソフトの場合は、問題が発生しても自己解決しなければならならないのです。
フリーセキュリティソフトの中には、有料のセキュリティソフトのウイルス検出率をしのぐものもありますが、アンチウイルススパイウェア機能しか持たないのが普通です