時間貸し駐車場内での事故

時間貸し駐車場は24時間、管理人のいないコインパーキング式のところがかなり増えてきました。
管理人を配置せずに管理するのですから、時間貸し駐車場の所有者は防犯カメラを設置したり、看板を取り付けたりしてトラブルを防止しようとしています。
時間貸し駐車場では入庫から出庫まで利用者の責任で行動する必要があるんですね。
この場合時間貸し駐車場の管理側に過失があったと考えられます。

時間貸し駐車場で発生した事故で、駐車場側に過失がある場合はないのでしょうか。
無人時間貸し駐車場にはゲート式とロック板式があります。
時間貸し駐車場の看板でよく見られるのが「場内で起きた事故の責任は一切負いません」というもの。
このロック板はセンサーが車を察知後3分程度経過してから上がるようになっていますが、所定の時間前に作動して車が傷つくという事故が結構あるようです。
これは無人時間貸し駐車場がスペースを貸し出すという業務であるのに対し、後者は車を預かるという業務になるからのようです。
でも実際には機械の誤作動で事故が発生したということもあり、その場合時間貸し駐車場に修理代を請求できたという事例もあります。
防犯カメラのついている時間貸し駐車場なら真相が究明できたりするので、このような事故が起きたら管理会社と警察に連絡を取り、事故証明を取っておくと良いでしょう。
時間貸し駐車場での事故の事例などはブログやサイトなどで読むことができますので、万が一の時に慌てないように情報収集しておくと良いでしょう。
この場合当然、駐車に手間取って3分経過したんでしょう、だから責任は負えませんというのが時間貸し駐車場の管理側の主張になります。
それでも時間貸し駐車場での事故は利用者の注意義務違反が問われることがほとんどですので、くれぐれも気をつけて利用したいものです。
時間貸し駐車場での事故は、その駐車場の形態や状況によってどう処理されるか異なってきます