GOLFワゴンの燃費

大排気量でパワーのある車ほど、燃費が悪くなるのは子供でも判る事で、重い車も不利であることを考えると、GOLFワゴンは全長が長くなっているので、言わずもがなであろう。
なにも、GOLFワゴンだけでなく、自動車のオーナーにとって燃費の問題は、関心事の一つと言えるし、こういうご時世なので尚更であろう。
仕事や通勤で車を利用する方ならば気になるところで、GOLFワゴンのようなワゴンタイプだと、荷物を積載すれば更に燃費は悪くなるのは、当然の成り行きだ。GOLFワゴンの燃費は、果たして良いのだろうか。
結果的に排気量を少なくできるので、税制的にもユーザーのコストを抑えられるから、GOLFワゴンの売り上げに一役買っていると言える。
とどのつまり、「燃料をいかに効率よく燃やし切り、そのパワーを無駄なくタイヤに伝達させるか」というのが、燃費の根幹であって、GOLFワゴンも例外ではないのだ。
燃費は、最近の環境問題とも関わり合って、大きくクローズアップされていて、GOLFワゴンに限らず各メーカーとも最新の技術を駆使して、燃費の向上に余念がない。
GOLFワゴンでも、エンジンや足回り、吸排気系の見直しによって燃費は向上するだろう。
フォルクスワーゲン社も、いかにGOLFワゴンの「良さ」を殺さずに、燃費を良くするかに心を砕いている。

GOLFワゴンをリリースしているフォルクスワーゲン社は、独自の技術で燃費向上を図っているようだ。
たとえば、「TSI」というエンジンは、T(ターボ)とS(スーパーチャージャー)のツインチャージャーで、徹底的に燃料を燃焼させようというもので、最新のGOLFワゴンにも搭載されている。
「TSI」エンジンは、少ない燃料でパワーを発揮させるので、燃費とパワーという相反するベクトルを両立させ、運動性能を引き出しているのだ。
燃費とは、仕事に対しての燃料の消費率であるから、GOLFワゴンのようなワゴンタイプは分が悪い。
こうなると、GOLFワゴンは完全無欠のファミリーカーだ。
GOLFワゴンの楽しみ方は、限りなく広がっていきそうだ。