防災マップとは

防災マップというと、地震発生時のためのものだと思われている方も多いようですね。
確かに、地震は近くに大きな山や川がなくても、誰の元にも多大なる被害をもたらします。
実際、私たちが防災マップを使うとすれば、やはり地震の時が最も多いという事になるのかも知れませんね。
けれど、昔から“地震・雷・火事・オヤジ”などと言われ、オヤジは怖くなくなった今でも、震災や火災、それに気象災害はいつ襲ってくるか分かりません。
特に異常気象が頻繁に起こるようになった昨今の地球上では、そうした時にも防災マップは必要になるかも知れないのです。
皆さんは、そこまで考え、ご家庭や職場で話し合われた事とかってありますか。

防災マップは2011年の東日本大震災以降、俄に人々の注目を集めるものとなりました。
正に備えあれば憂いなしで、それだけ国民の防災意識が高まって来たのは、実に素晴らしい事だと私も思います。
今度こそは、全てのご家庭と職場に防災マップが普及し、いつでも使える状態になる事を願わずにはいられません。

防災マップとは、近隣の地図上に、災害時の避難所とそこへの経路、医療機関などが明確に記載されているもので、各自治体ごとに制作され、提供されています。
恐らく、東日本大震災の際に、防災マップを活用された方は、そう多くはなかったものとお見受けしますね。
だからこそ、注目が高まった訳で、それはそれで正しくけがの功名。
そういうのは、家族で災害について話し合う上でも、とてもよい参考資料になるのではないでしょうか。
最近はインターネットの普及により、容易に見たりダウンロードしてプリントアウト出来るようになりました。
しかも、この防災マップ、火山や大きな河川のある自治体では、そうした自然災害専用のものもありますからね。